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【体験談あり】家庭教師が語る、やる気ゼロの生徒への関わり方

「生徒が全然やる気を出さない…」


家庭教師を始めたばかりの先生なら、一度は悩むことではないでしょうか。
宿題をしない、授業中に寝る、スマホばかり・・・。“やる気がない”の生徒を前にすると、どう対応したらいいか迷いますよね。

私自身、新人塾講師の頃に授業中に漫画を読まれたり、通知表がオール1の生徒に出会ったりしたことがあります。
この記事では自分の体験をふまえつつ、やる気のない生徒への関わり方のコツを紹介します。

読み飛ばしリスト

① 背景を理解する

まずは生徒の情報を集め「やる気がない」背景には何があるのか洗い出しましょう。

・授業についていけない

・やるべきことが分からない

・スマホやゲーム依存

・保護者との関係が悪い

・過去に勉強で挫折した経験がある

・体、心が疲れ切っている

1つだけではなく複数の要因がある場合も多いです。生徒自身、そして保護者から話を聞きましょう。

📌 体験談:
宿題が真っ白な状態だったので理由を聞くと、「1問も解けなかった」と返されました。どのような内容であれば解けるのか確認し「◯◯専用プリント」を作ると状況が改善しました。

② 小さな成功体験を積み上げる

やる気のない子ほど「どうせできない」と思っています。また、勉強関係で褒められた経験がありません。

ハードルを下げて「できる!」の積み重ねが大切です。

  • 時間を区切り、気持ちを乗せる
  • 前回より成長した点を具体的に伝える
  • 保護者にも頑張りの報告をする

📌 体験談:
「今からこの1ページ解いてみよう」と伝えると「無理、やりたくない」と拒絶。その場合は「3分なら頑張れる?」「1問ずつやっていこう」など細かく区切る作戦を使いました。
頑張りを褒めるとニヤッとする顔が心に残っています。

③ 生活リズムを整える

勉強以前に、生活リズムが崩れている子は多いです。

夜更かしで睡眠不足になり、授業中にウトウト…。そんな状態で成績は上がりません。

📌 体験談:
スマホで夜更かしが当たり前になっていた生徒。学校では寝ている、提出物も出していないとのこと。「時間の使い方を一緒に見直そう」と話し、学校の宿題をどう進めるかの計画も立てました。
保護者から「生活リズムは気になっていましたが、親の言うことは聞かなくて・・・」と感謝されました。

④ 日々、信頼関係をつくる

やる気は「先生との関係性」によっても変わってきます。

  • 毎回、最初の挨拶をとびっきり明るく
  • 自己開示をする(私はこんな子どもだった、こういう失敗があった など)

生徒が心を開くスピードは人それぞれ。

先生が日々明るくまっすぐに向き合うことで、信頼関係をつくっていきましょう。

📌 体験談:
新人塾講師のとき、私の集団授業で漫画を読んでいた生徒は塾を辞めました。注意ばかりで自分の思いを伝えていなかったので、今ならもっと違う関わり方ができたのではと感じます。

新人家庭教師がやりがちなNG集

やる気がない生徒と関わる上で注意すべき対応をまとめます。

  • 根性論で叱責する
  • 宿題をやらない=怠けと決めつける
  • 仲良くなりすぎて授業が雑談で終わる
  • 計画を立てずにその場しのぎで指導する
  • 保護者への報告を後回しにする

📌 注意点:
新人家庭教師は「自分が真面目にやってきた基準」で考えがちですが、生徒は必ずしもそうではないことを頭に入れておきましょう。また、厳しすぎるのも甘すぎるのもNGです。
勉強が苦手=そもそも計画を立てるのが苦手な場合も多いので、いつまでに何をする必要があるのか整理し導いていきましょう。

まとめ|やる気ゼロでも、変わる可能性がある

やる気のない生徒に関わるときに大事なのは、以下の4点です。

  1. 背景を理解する
  2. 小さな成功体験を積み上げる
  3. 生活リズムを整える
  4. 日々、信頼関係をつくる

勉強嫌いを一気になくす魔法はありません。

しかし先生が声かけや指導の仕方、心を変えることで生徒も変わる可能性があります。

これからも新人家庭教師の先生を応援する記事を書いていきますので、少しでも参考になれば幸いです。

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